2005/7/1(金)

[黒い弾丸]

あり得ない話だが例えばシャラポワのサーブがおれの身体を直撃したとすると即座に「痛ってーなコラ!」って感情が芽生えるんだろうけども、同じようにビーナスウィリアムズのサーブを喰らったら痛みなどの肉体的リアクションや怒りなどの精神的リアクション等を一切起動できないまま即死するんだろうなとまで思わせる両者の戦いっぷりを見ていて改めてウインブルドン選手権は「男子の部」と「女子の部」の他に「獣の部」というのを設けるべきだと思った。

テニスのことはよくわからないので詳しいことはわからないけども、素人目で見る限り、あの黒い怪獣はたぶん卓球のラケットでやっても優勝すると思う。

2005/7/2(土)

Countdown to 30 Series

[Vol.1 LastSaturday]

20代でいられる時間も残り1週間を切ったので今のうちにできるだけ年齢を表記する場所や年齢を口伝する場所へ行って声高らかに「29歳」ということをアピールしておこうかと真剣に考えている輝ける29歳の管理人ぺぺですみなさんこんばんわ。
性懲りもなくまた土曜の夜にぺぺページですか。
諸葛亮いわく、他にすることはないのですか。

・・・っていやしかしまぁこれだけ不摂生を続けても人間ってのは日々のらりくらりやってりゃ30年くらいは生き永らえるもんだってことを身をもって実証したおれの功績はかなりデカいんじゃないかと、今宵はそんなことを思いながらタイピンガー。
今思えば19歳から20歳になる時にこんな感情はなかったなぁと。
おれ自身この10年の歳月でそれはそれは様々なものを賜ったけど、その中でも屈指の実用的スキル「屁理屈」をこれほどまでに見事に使いこなしている様をこの先々における「節目」を迎える未来のおれ自身はどう感じどう思って見ているのか。
この流れで行くと59歳から60歳になろうとする瞬間のコラムなんて携帯ユーザーは容量オーバーで読み込めないんじゃなかろうかという。

2005/7/3(日)

Countdown to 30 Series

[Vol.2 SuperGreatGayKeeper]

せっかくの日曜とは言っても例によって何もすることがなく、一人漫画喫茶でキャプテン翼を全巻読破して先ごろ帰宅してきたおれの今の状態はどこからどう見ても完全に「オタッキー&翼」なのだが、一文字くっついただけでここまで女の子にキャーキャー言われなくなってしまうのか。
いい機会だからこれも年のせいにしとこう。

2005/7/4(月)

Countdown to 30 Series

[Vol.3 時には服のない子のように]

もうすぐ三十路ワールドへと旅立つおれを偲んでの涙雨かと思わせるほどに連日連夜雨模様だが、当のおれはここんとこ全く洗濯できないという別視点からの現実問題を憂う日々を過ごしている。

ちなみにさっき風呂からあがって初めてパンツが全部洗濯待ち中だということに気づいた。

おかげさまでもうすぐ5年目に突入というぺぺページの長い歴史を紐解いてみれば、ある時は泥酔して何書いてるのかもわからぬまま更新したりだとか、ある時は隣で彼女にマジマジと見られながら更新したりだとかそれはそれはいろんな状態で更新を続けてきたものだが、フルチンで更新するのは今日が初めてだ。

2005/7/5(火)

Countdown to 30 Series

[Vol.4 WonderfulCuriosity]

そして王道たる「風邪をひきました」な流れに移行という目論見がなかったわけでもないけど、フルチンのまま更新した後フルチンのままテレビを見たりゲームをしたりして数時間過ごしフルチンのまま眠りについた翌日の状態としては文句のつけどころがないほど健康で元気です。
体力面においてはさしあたり顕著な衰えは見られない現状だ。

10年後のおれがこれを
「うらやましいなぁ・・・」
という気持ちで読んでいないことを祈る。

っていやそれより40歳にもなって「今やったらどうなるんだろう」なんて妙な好奇心に感化されて自ら積極的にフルチンライフを送るというバカな真似だけはしないでほしい。

2005/7/6(水)

Countdown to 30 Series

[Vol.5 景観アセスメント]

日々大きく動き回る世情に相まっていろいろと書きたいことがあるのだがいかんせんVol.7になるまで終わるに終われないというこういう縛りを自分で設定してしまうところに
「自分で自分の首を絞める」
という格言の意味を痛切に思い知った。

とは言え今回のシリーズにおいておれが企てているある「仕込み」を華麗に完成させるためには明日こそが正念場。

なんつったって、無いからね。
「ー」で始まる文字列なんて・・おっと

2005/7/7(木)

Countdown to 30 Series

[Vol.6 ー`)y-~~]

タバコ吸っちゃダメという公共の場所で隠れて吸いながらこっそり周りを見渡すと誰にもバレてなくて思わずほくそ笑む顔文字を考案しました。

2005/7/8(金)

Countdown to 30 Series

[Vol.7 きっといつもこんな風に]

バースデイっつったらバースデイケーキだろうってことで買ってきた。

イタリアンショート・・なんとやら。
1個550円。
ボロい商売だ。


バースデイケーキっつったらロウソクだろうってことで、一緒に買ってきた。

「ロウソク30本ください」って注文した瞬間、店員の両黒目が上下左右に激しく泳いでいたことをおれはたぶん永久に忘れないと思う。


とりあえず刺してみた。

10本近く刺したところで
「おれはいったい何をやってるんだ・・・」
と思うとなんだか笑いがこみあげてきてニヤニヤしながら1本また1本と刺してゆく姿はもはや言い訳のしようがないレベルで完全に変質者だ。


とりあえず点火してみた。

いつもエアコンをきかせた涼しい部屋で更新しているのだが、この時は明らかにケーキの周辺だけ異様な高温状態だったと思う。
サーモグラフィーとかがあったらよくわかるのになぁ。
あと炎の数がちゃんと30個あるところに注目してほしい。
こういう細部まできちんとしてないとダメなところがまさにA型。


ひと思いに吹き消してみた。


すべての炎を吹き消した瞬間、写真栄えが良いようにとあらかじめ真っ暗にしていた部屋がほんとに完全に真っ暗になってしまったわけだが、年に一度の誕生日、しかも年齢の10の位が変わるという極めて希少な誕生日にたった一人部屋にこもりこの一連の作業を営むおれの深層心理学的暗闇っぷりはその比ではないと思う。

ちなみに写真がだんだんボケてきてるのは酔いがまわってカメラ携帯を持つ手がプルプルきたからで、その状態のまま穴ボコだらけになったケーキを完食したらなんだか劇的に泥酔が進行して7時前に寝ました。
更新しないまま('A`)


そんなわけで朝7時更新という、晴れて30の大台に到達したP@管ですみなさんおはようございます。
ってこんな気合入った前フリあるかボケ\(^о^)/

2005/7/9(土)

[30になって三度目にタイピングする文面]

1日(金)の分を除き現時点では7月のコラムはすべて誕生日を目がけて進行しているという美しい流れになっているのだが、それほどまでに20代への思いが強いのかと言うと実はそうでもない。
ほんと言うともうそろそろ全然違うこと書きたいんだけども、あれだけ大袈裟に「うわーうわー30だうわー」っつってていきなり普段の素なテンションで書き始めたら狂ったと思われるのではないかとそういうところを気にするあたりまだまだ若いなぁと。
決して自分に言い聞かせてるんじゃないぞ。

2005/7/10(日)

[30になって二度目にタイピングする文面]

年上の人たちはみな一概に「30歳っつってもそんなたいしたことないよー」みたいなスタンツを保っているのだが、いざおれが30になった瞬間全員が口を揃えて「ようこそ『こっち』の世界へ」みたいな言葉を投げかけてくるところから見てもやはり30到達ってのは相当にデカい何かを含んだできごとなんだなぁとしみじみ思う。

2005/7/11(月)

[30になって初めてタイピングする文面]

先のカウントダウンシリーズ期間中(Vol.1からVol.7まで)のタイトルの先頭文字を縦に読んでくと「ラストはケーキ」となることに気づいた人も多いと思うが、その長期的仕込みを遂行するため1週間ほどの期間ではあるがやや無理をしてでも毎日更新するようにしてたわけで(いやそれでも最後の最後で頓挫してしまうあたりが実におれらしいとも思うわけだが)、何が言いたいかというと、無茶な絶食系ダイエットを続けた結果スーパーリバウンドでおもっきり食ってしまうヤツの気持ちが少しわかった気がする。
今後はできるだけ無理のない更新頻度を心がけようかと。
もう30だし。
あぁそうだ・・・もう30なんだな・・・

2005/7/12(火)

[シラフだとパソコンの電源スイッチを押すパワーすら]

「ぺぺは酔ったらどうなるのか」
という不毛な質問をぶつけてくるヤツがいるが、諸君が普段知っているこの「ぺぺ」という生命体が過去「酔ったら」というカテゴライズからはずれた状態であったことは一度としてない。

2005/7/13(水)

[テリー]

ロンドンかパリかで揉めてた2012年オリンピックの開催地が最終的にロンドンに決まった件についてだが、このニュースは個人的にけっこう興味深くて最初からずっと追ってたんだけども結局最後の最後まで「ロンパ」という感想しか抱けなかったおれはロクな死に方をしないって次元を遥かに超えた物凄い死に方をするだろうと思う。

2005/7/14(木)

[どこまでが恋で、どこからが愛か]

一緒にいて唐突にウンコがしたくなった時、相手に中座の意思を伝えるにおいて、
「ちょっとトイレ行ってくる」
って言うのが「恋」で、
「ウンコしてくる」
って言うのが「愛」ではないか。

自分で言うのもなんだけどもこれはけっこう的を射た答えではないかと思う。

だからこそおれみたいに初対面の女性に対してあまりにもいきなりに愛を求めるがゆえ勢い余って
「ちょっと待っててな」
「どこ行くの?」
「ウンコ!」
という自爆テロのような流れしかかもし出せない人種は、いくら年をとろうともスタイルを改めない限り永遠にそれ相応の状況でしかいられ得ないわけ。

まぁでもこんなこと書くと往々にして「私はそういうはっきりした人の方が〜」みたいな俗名「流れクラッシャー」な方が現れたりするんだけどもそんな俗っぽいヤツにすっぱり切られるような生ぬるい流れではないわけだよわかりますか諸君おれはデートでカレー屋に行っても同じように中座するんですよ平気で。

2005/7/15(金)

[飽くなき進化欲]

今現在、空きっ腹にビール流し込んでけっこうな準ベロベロモードに陥ってる中「腹減ったな」という感情の赴くままラーメン屋へと出かける寸での状態なわけだが、そこで問題化してくるのは2日間あけた更新だ。
こういう時、今までなら「帰ってきてから(更新)すっかな」という前衛的スタンツで普通に出かけていたものだったが今現在、「今の状態でラーメン食って帰ってきて再度パソコンの電源を入れるだろうか、いや、それは100%あり得ない」という自我にはっきりと目覚めたことを悟った。
成長したよ。
いや正直、まだ成長するもんなんだなぁと。
もっと行こうもっと。