2005/12/1(木)

[すべての喫煙者が大事に大事にフィルターの間際まで吸ってから捨てる世界]

どうもまたタバコが値上がりしそうな流れだけども、別に1箱500円とかになっても「はい、やーめた」ができないおれからすればタバコの値段が上がって一番困るのは駅や公園の灰皿から比較的長めの物を入手して過ごすというルンペンスモーカーではないかと。
増税推進派はその点も重々踏まえて我々喫煙者なんかよりもルンペンにだけは決して背後を取られないよう日々注意して生きてゆくべきだろうな。

2005/12/2(金)

[針の穴]

制球力に秀でたピッチャーは往々にして「針の穴に糸を通すコントロール」なんて表現されるけど、針の穴に糸を通すのに必要なのはコントロールより忍耐力ではないかと思う。

2005/12/3(土)

[ホラー]

ずっと心待ちにしてたバイオハザード4を買ったのだが、とっくにソニータイマーが発動しているmyプレステ2の電源を入れてからタイトル画面を読み込むまでに2時間かかった。
さすがは箱に「このゲームにはグロテスクな表現が含まれています」なんて書いてあるゲームだとひとしきり感心したけどゲーム始める前からこんなにグロいとは思わなかった。
あと一度でも電源を切ってしまうと次やる時にまた読み込みに時間がかかるのではないかという不安から、飽きるまで当面プレステの電源をつけっぱなしにしとこうと思ってるおれにとっては今後電気代の請求書もかなりグロテスクな表現を含んだものになりそうだ。

2005/12/4(日)

[ほんとのホラーはこれからか]

24時間のうち20時間近く布団にくるまったままバイオハザードしてた。
ゾンビの頭をピンポイントで撃ち抜くテクニックは飛躍的に上達したという実感があるが、それに反比例して何か大事なものを失ってってるような気がせんでもない。

2005/12/5(月)

[ふゆもつとめて]

なんかとてつもなく寒い一日だったけども、地球温暖化が叫ばれて久しい中でこの寒さなんだからもしも地球を取り巻くオゾン層が元気いっぱいだったら今日なんか凍死者が出ててもおかしくないくらいの勢いだと思うと適度な環境破壊も必要だなぁなんて思ってしまう。
要するに、自分が生きてる間になにごとか良からぬことが起こるかどうかってことで、例えば
「今後20年以内に間違いなく大災害が発生します」
だったらけっこうドキドキするけど
「今後100年以内に間違いなく大災害が発生します」
だとけっこう他人事に思えてしまうとか、
「寒いのと暑いのどっちがイヤ?」
っていう質問に対する受け答えが、質問内容は同じなのに夏に聞かれると
「寒い方がマシだ」
になり、冬に聞かれると
「暑い方がマシだ」
と完全に割れてしまうとかいう微弱な潜在意識は誰でも持ってるはずで、そこんとこを最大限考慮するならば日本の未来のためとか言いながら私腹を肥やすことにばかり精力的ではないかという理由で政治家諸氏を糾弾する行為も果たしてどうなのかなと思ってしまう。


と、ここまでざーっと書いて一つわかった。
寒い時は主題が定まらないので無理して書いても内容が寒い。

と、こう落としても一つわかった。
オチも寒い。
なんか何もかもすべからく寒い。

ということで、冬到来です。
閲覧者御各位どうか風邪など召しませんように。

2005/12/6(火)

[涙の耐震設計]

「震度5強の地震が起こると倒壊の恐れがある」マンションに住んでる人たちへの補償問題などが連日取りざたされているが、手で軽く押しただけでバラバラに倒壊しそうなボロアパートに住んでる人たちはこの一部始終をどういう心境で見ているのだろうか。

2005/12/7(水)

[光の祭典・神戸ルミナリエ]

彼女(もしくは女友達)から「ルミナリエに行きたい」という懇願を受けた(過去に一度でも行ったことのある)男が言うであろうセリフをできる限り考察してみた。

「人が多いから」
「綺麗けど、人がすごい」
「人を見に行くようなもの」
「人ごみ(ry」

どうもキーワードは「人」のようだ。

今これを読んでる(彼氏・またはそれに近い存在の男友達・もしくは亭主をお持ちの)女性諸氏は、機会があれば一度冒頭のセリフを言ってみるといい。
彼が返す言葉の中に一度でも「人」という単語が登場したら、そいつは潜在的に豆電球祭りを拒絶していると考えて間違いない。

2005/12/8(木)

[スーパーチャイニーズ]

靖国問題で揺れる日中関係に一石を投じる意味でもぜひ「開戦記念日」の制定を行い、真珠湾攻撃で犠牲になった方々の魂を鎮魂するという国民の思いを込めて今日の日を祝日にすべきだと思う。
そしてこうやって日本が投じた「一石」が中国から「一ミサイル」になって返ってくるのだ。
土地面積のみならずリアクションまでデカすぎなこの困った国家は来年こそ滅亡してくれるんだろうなと、かれこれ数十年思って年末を過ごしてきたけどまだまだデカいままなのが残念でなりません。

2005/12/9(金)

[挨拶文彼是]

なんかもうクソみたいに忙しいので今年はもうあと何回も更新できないと思うんだけども、まぁそれはいいんだけども、ってかどうしようもないから仕方ないんだけども、ちゃけた問題は「来年もよろしく」という年末恒例の言い回しを出すタイミングが計り切れずにいるという今日この頃の自分の有り様。
いや「来年もよろしく」ってのは要は「これにて本年の更新を終わります」ってな意味合いが濃いわけで、だからほんとは大晦日に書くのが本来的にはベストなわけで、例えばそれを今日書いたとして明後日に更新したりすると「何だったんだ」って話になってくるわけで、なんてか、細かい。
やっぱA型はイヤだな・・・

というか常日頃から調子に乗って「客主導ではなくあくまで自分本位」をモットーとしている割にはあまりにもしょぼい悩みに悶絶してる自分の姿が実は一番イヤだ。

2005/12/10(土)

[身代金目的誘拐事件風慈善団体]

ユニセフから「子供の命が惜しければ金を振り込め」という内容の封書が届いた。

2005/12/11(日)

[ネオナチズム]

「大型ショッピングモール」なのにどういうわけか喫煙所だけおもっくそ小型な件について世の喫煙者たちは怒りを覚えないのだろうか。
おれはもうダメだ。
我慢の限界だ。
独房みたいな喫煙所ですし詰め状態になって吸うのはもういやだ。
おれたちゃユダヤ人じゃねんだよクソったれ。

2005/12/12(月)

[今年の冬はとても寒くて長いからおばあさんが編んでくれたセーターを着て強制給排気式石油温風機をつけなくっちゃ]

暖かくなりたいと思ってスイッチを入れると冷たくなってしまうという画期的な殺人温風器の回収作業に勤しむ松下電器が、なんでも年末に放映予定だった全商品PRのCMをすべてこの殺人温風機に関する注意喚起の内容に切り替えたらしい。
で、さっき初めてそのCMの15秒版を見たんだけども、画面が切り替わるのがあまりにも早すぎて「ウチの温風器はヤバイですよ」ってこと以外には何ひとつわからなかった。

60秒、せめて30秒でもあればそこそこ伝わるんだろうけど(実際ロングバージョンも放映されてはいるらしい、見たことないけど)15秒枠のCMに「危険です」「いくらで買い取ります」「製品番号」「なんで危険か」「何年製か」「連絡先」と、これだけぎゅうぎゅうに詰め込むのはちょいと無謀ではなかったか。

社内の対策本部みたいな部署の人たちがこんな猛スピードで展開されるCMで(視聴者の中にいるであろう)件の温風器所有者の注意を喚起できてると本気で思ってるとしたら背筋が冷たくなる気分だが、おれがそんな感想を抱いてつらつらタイピングしている今この瞬間にも日本のどこかで全身が冷たくなってる人がいると思うともう何と言うかナショナル製品は来年の夏に大ブレークするんじゃないかというまたもや不謹慎な〆方でさようなら。
明日はこの冬一番の激烈な寒さらしいので一酸化炭素中毒にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。

2005/12/13(火)

[缶コーヒーの季節2]

「開缶後はすぐにお飲みください」という商業主義丸出しな記述を鼻で笑いながら寒空の下でゆっくり味わって飲む缶コーヒーがうまい季節になりましたが、ホットコーヒーをぐびぐび一気飲みするような情緒の欠片もない人はいますか。
もっとのんびりやりましょう。
年末で忙しいのはみんな同じです。
忙しいからって身体全体を使ってチャカチャカする様を表現する必要などないのです。
あったかい缶コーヒー飲んで一息ついて、またのんびり頑張ればいいのです。

たった120円の缶コーヒーが、ほんとに、いろんなことを教えてくれる季節。


要するに



クソ寒いんだよボケ
\(^о^)/

2005/12/14(水)

[5年の歳月と変わらぬ環境]

早いものでぺぺページを始めてから5度目のクリスマスを迎えようとしている。
これもひとえに、常日頃からご愛顧いただいている皆さんのおかげですありがとうございますというガラでも無い心にも無い無機質な挨拶文はまぁ置いておくとして、とりあえず毎年のようにこの時期に特化したネタ繰りに頭を悩ませて過ごしてきたおれにとっては、かれこれ20年もの間ずーっとおんなじ歌でこの時期を乗り切っている山下達郎の存在が眩しいのだ。

そんなおれは例によって、毎年のように「きっとキミは来ない」と自虐的に主張し続け一人きりのクリスマスイヴを20年間過ごすという、男にとっては悪夢と呼ぶ以外の何物でもない究極の境地を15年後には体験できるかもしれないという可能性への含みを今年もまた残したままジングルベルの鐘の音を聴くことになりそうだ。

去年は「クリスマス」という単語自体を使わないっていう縛りをかけたけど、さて今年はどうやって接しようかなぁ・・・とか考えてる時点ですでにおれの中でクリスマスってのはおもっきり別世界でのイベントと化してしまっている感があるけれども、とりあえず「きっと誰も来ない、一人きりのホームページ」みたいに変な部分だけ達郎に影響された自虐意識が芽生えないよう更新意欲だけは絶やさずにできるだけ虚勢を張って過ごそうと思う。

2005/12/15(木)

[もせ大]

刻々とデジタル化への進化を遂げる音楽業界にあって、今時「レコード大賞」なんてアナログテイストな呼び名もないんじゃないかと。
「日本mp3大賞」にすべきだと思う。
avex所属のアーティストが自動的に全滅するというマニアにとってたまらないオマケつきだ。